The 61st Suekawa Trophy  

 

 

末川杯は本年度で第 61 回目を迎えます。

　時計の針は 60 回打つと 1 周する。人は 60 歳 で還暦を迎える。つまり、時計が 61 回目の針を打つとき、人が 61 歳へと進み始めたとき、 そこには新たな時間が流れ始め、そこを原点として、また新たな人生が始まるのです。

　我々はこの第 61 回末川杯を、人生における新たな始まり、つまり皆様にとっての”Origin” となる場と考えます。スピーチ大会というものは言い換えれば新しい価値観が共有される 場です。全国から集まった出場者によって、その会場にいる者全ての中で、新たな世界が広 がり始めるのです。このような観点からも、スピーチ大会というものは本来的に”Origin”に なり得る場であるのです。

　我々は第 61 回末川杯を迎えるにあたり運営としても新しく生まれ変わります。そして、 本大会に関わる全ての人の中に新たな”Origin”となる場を提供し、また第 61 回末川杯当日 が皆様にとっての真新しい一日の始まりとなることを願っております。